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首まわりの疾患

患者様の喜びの声

環軸関節回旋位固定

環軸関節とは首を回旋(左を向いたり、右を向いたり)させる関節で、この関節がどちらかをむいたまま固まってしまう事を環軸関節回旋位固定といいます。これは子供に発症し首が動かせなくなります。
なぜ子供に起こるのかというと、軸椎(首の2番目の骨)に歯突起という突起があり、この突起が未完成で、周囲の組織も柔らかいままなので、脱臼しやすくなっています。なので小さい外力でも亜脱臼を起こしやすく、筋肉や靱帯が緊張し、首が固まってしまいます。

代表的な症状
  • 急に首が斜めになった(斜頚)状態で首が動かせなくなる
  • 首の痛み
治療・施術

この疾患は朝起きた時に気づくことがあり、寝違えと間違われることがしばしばあります。当整骨院に来られた患者さんの中でも、寝違えと間違えられ、他院でマッサージをうけ痛みが強くなり当整骨院へお越しになられたこともございます。無理な手技は、症状を長引かします。整骨院ではあまり知られていない疾患なので、注意しましょう。当整骨院では、整形外科での勤務経験があり、多くの疾患をみた経験があります。お子さんが首の不調を訴えられたら、ぜひご相談下さい。


頸椎症

首の骨は7つの骨で構成されております。この首の骨(頸椎)が、年齢を重ねていくことによる変形や、周りの靱帯などの肥厚によって狭窄を起こし、神経圧迫による炎症や上肢のしびれ、筋肉などに痛みを引き起こします。
 40~50代の方に多く、首を上下に向ける動作や、長時間同じ姿勢で作業される首や肩周りに負担をしいられる方に発症しやすいです。好発する場所は第5・6頸椎間で発生しやすいですが、全頸椎でも発生する可能性があります。

代表的な症状
  • 首の痛み
  • 肩こり
  • 首がまわりにくい
  • 背中の痛み
  • 肩の痛み
  • 腕の痺れ
  • 頭痛
  • 腕の痛み
治療・施術

変形してしまった頸椎は元に戻らないですが、首や肩まわりの痛みは筋肉由来のものが多いのです。当整骨院では、頸椎への負担を減らすために、硬くなった筋肉に対して治療を行っていきます。
わりあい、当整骨院の治療方法により、早く痛みが取れます。


胸郭出口症候群

頸椎から出る数本の神経がネットワークを作る腕神経叢と、心臓から出て上肢へ向かう鎖骨下動脈あるいは鎖骨下静脈のどちらかが、首の根本の部分で斜角筋や肋骨や鎖骨などに挟まれて圧迫され、肩から腕にかけて様々な症状をきたす疾患です。男性よりも女性が2~3倍多く、多くの患者さんは20~30代で発症します。女性では、なで肩で痩せている方が多いのですが、男性では筋肉質の方に多いようです。

代表的な症状
  • 首の痛み
  • 蒼白や顔面のしびれ
  • 肩から腕の痛みやしびれ
  • 発汗異常
  • 肩こり
  • めまい、吐き気
  • 腕の腫れぼったさ
治療・施術

この疾患は、筋肉の緊張により神経や血管などが圧迫を受けて、様々な症状が出るので、首まわりの筋肉をゆるめて、圧迫されないようにする必要性があります。また、筋肉の柔軟性を高めると血流が良くなり、症状が出にくくなります。

*頚肋(胎生期の下位頚椎からできた肋骨が違存したもの)があれば切除術が行われます。

肘まわりの疾患

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外側上顆炎

外側上顆炎とは、肘の外側にある上腕骨下端にある骨の隆起部の事です。この部分には、手首や指を動かす筋肉が多数付着しております。この部分にお炎症が起こり、痛みを出します。テニスをしている方に多いということで、「テニス肘」とも言われます。しかし近年は、パソコン作業が長い方や、細かい作業をよくされる女性(特に40~50代の方)にも、多くみられます。

代表的な症状
  • 物をつかもうとしたら肘の外側が痛む
  • ぞうきんやタオルを絞ろうとしたら肘が痛む
  • テニスのバックハンドや、ゴルフスイング時に肘が痛む
  • パソコンでマウスを使う際に腕が痛む
治療・施術

この疾患は長く続くことが多い疾患です。しかし、サポーターがかなり有効になりますし、決められたことを守るだけで、十分対応し、つきあっていくことが可能です。


肘内障

2~6歳の小児の手を引っ張ったりしたとき、その手を上げなくなり、痛がる状態です。これは橈骨頭を包む肘の輪状靱帯から橈骨頭がわずかにずれることにより生じるといわれています。レントゲン検査では異常を認めません。転倒して肘のあたりが痛い場合は、骨折の可能性があるので注意が必要です。

代表的な症状
  • 痛がり腕を動かさない
治療・施術

子供の肘を軽く固定し、前腕を回外し肘を屈曲させていくと、こくっという整復音とともに整復されます。 整復されると子供は肘を自由に動かしたりします。
お子さんが同症状を訴えた場合、いつでもご連絡下さい。


回内筋症候群

回内筋とは、手のひらを下に向ける動作をしている筋肉で、付着する部分が2つにわかれておりその間を正中神経という指の感覚などを支配している神経が通ります。
その回内筋が使いすぎなどにより、緊張して硬くなってしまうことで、正中神経が圧迫され、痺れや痛みなどの症状が出てきます。為鑑別疾患として、手根管症候群があります。回内筋症候群の方が、比較的まれな疾患です。

代表的な症状
  • 肘の前面の痛み、だるさ
  • 手のひら、第1指から第4指の半分の痺れ
  • ボタンがつけにくい
  • ドアノブが回しにくい
治療・施術

症状を和らげるには、原因となっている硬くなった回内筋を柔らかくして、正中神経を圧迫しないようにする必要があります。


手首まわりの疾患

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TFCC損傷

TFCCとは、手首の小指側にある靭帯や関節円板などの複合体の事です。これらの複合体は手首の安定や衝撃吸収の役割を担っています。
TFCC損傷が起こりやすいのは、手首をよく使う主婦の方や、テニス、バドミントンなどのラケットスポーツを行う方に多いです。

代表的な症状
  • 握力低下
  • ドアノブを回した時など手首を捻ると、小指側が痛む
  • 物を持とうと、力をいれようとした際の痛み
  • 手首を反らせたり(背屈)、小指側に動かす(尺屈)時の痛み。
    転倒などで手を突いて損傷した場合は、腫れや熱感が出たりもします。
治療・施術

当整骨院では、テーピングや、サポーター、固定具により生活上での関節の安静をはかり、局所の循環を上げるため、特殊機器と手技療法を用いて回復を促進します。
TFCC損傷の初期症状は軽いため、腱鞘炎か何かかな?と思い、ほおっておく方が多いですが、当部位は血行が乏しいため回復しにくく、重傷化すると長期に症状が続きやすいです。なので、早期に治療することが大切です。早期であれば、治療により、比較的早く症状が収まりやすいので、違和感が出はじめた時は、早めにご相談ください。


母指のCM関節症・MP関節症

CM関節とは,中手骨(母手の甲の骨)と手根骨(手首の根本の骨)で構成される関節でMP関節とは、基節骨(指の骨)と中手骨で構成される関節です。この関節らに痛みが伴う症状をいい、親指を動かす動作の痛みで気づきます。
この2つの関節は使いすぎにより、関節の軟骨がすり減り、変形性関節症になりやすいところの1つです。変形が進むと関節部分に痛みがでやすく、発症初期には、関節部分に痛み・腫れ・熱感などの炎症がおきます。炎症が治まっても、親指を動かした時の痛みが残る事が多いのが特徴です。また、放っておいて重度になると、関節が曲がったままになる可能性もあります。

代表的な症状
  • 物をつまんだり、蓋を開ける動作の時に親指が痛む
  • 手を突いて支えようとすると親指が痛む
治療・施術

治療は、動きを制限し、出来るだけ痛みが出ないように生活してもらうことが早期治癒の近道です。サポーターやテーピング、場合によっては固定具を作成し固定します。


指の変形性関節症

多数の関節でおこる変形性関節症は指の関節でも起こります。指の変形の場合、第1関節と第2関節に結節と呼ばれるコブのようなものができるのが特徴です。
 第1関節(DIP関節)にできる結節をヘバーデン結節といい、第2関節(PIP関節)にできる結節をブシャール結節といいます。どちらとも、手をよく使う40代以降の主婦の方に多いとされております。発症初期は赤く腫れたり痛みを伴うこともありますが、炎症が治まると軽減していきます。しかし、変形しているため関節の運動制限はでてしまい物を強く握ったりするのが難しくなってしまいます。

代表的な症状
  • 指の第1関節及び第2関節の痛み
  • 関節が膨れてきてる
治療・施術

大切なのは、局所の循環をよくしていくことです。循環をよくすることで関節の曲げ伸ばしをしやすくし、症状をできるだけ出さないようにします。痛みが強い時はテーピングで固定をすることもあります。リウマチを心配されて来院される方が多いですが、リウマチには特有の症状がありますので、それと比較して鑑別します。


舟状骨骨折(手)

舟状骨は手首にある親指側の骨です。この骨は、手について転倒した際に衝撃を受けやすく折れやすい骨の1つです。舟状骨の骨折は、外観上大きな変化が見られないこともしばしばあり、発見しにくく、レントゲンでも撮影方向により見逃されることもあります。また栄養血管の関係上、骨折線のはいり方によっては、骨癒合が難しくなる場合もあります。なので、早期発見が重要になります。

代表的な症状
  • 母指の付け根付近のくぼみが強く痛む
  • 物を握ろうとすると、手首の親指側が痛い
  • 軽度の腫れ
治療・施術

捻挫と似ている為、捻挫だと思って放っておくと、偽関節(骨癒合の過程が停止したもの)になり手首が変形したり、痛みが治まらないままになります。捻挫と診断されても、手をついた際からの痛みがなかなか引かない場合は、もう一度病院に行かれることも、お勧めします。
当整骨院では、問診・視診・触診により、もし骨折が疑われた場合には、近隣の病院と提携しておりますので紹介する事が可能です。



体幹部・臀部の痛み

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肋骨骨折

肋骨は体の表面から触ることができ、外力が加わりやすいので骨折もおこりやすいです。
子供の場合、肋骨は柔軟性があり、骨折しにくいですが、高齢者では骨粗鬆症を起こしていることが多いので、少しの外力でも骨折する危険性があります。
また、激しい咳や、ゴルフスイング、バットスイングによっても骨折する場合があります。
肋骨は、臓器を守っているところなので、強い力が加わって骨折した場合は、肺損傷なども合併することがあります。

代表的な症状
  • 限局性の痛み(限られた場所の痛みや圧痛のこと)
  • 呼吸時の痛み
  • 起きあがる際の痛み
治療・施術

約2~3週間はバストバンドと呼ばれるもので固定して、出来るだけ安静にしてもらいます。
完治には、症状にもよりますが、4~6週といわれています。
当整骨院では、オステオトロンという特殊治療器を用いて、骨の治癒促進をします。(アスリートが骨折した際に使用する機器と同等)


側弯症

本来、真っ直ぐに並んでいる背骨が左右どちらかに曲がってしまうのが側弯症と呼ばれるものです。
いくつか種類があり、原因不明なものを突発性側弯といい、生まれつきのものを先天性側弯、痛みによるものを疼痛性側弯、思春期の子供に発症するものを思春期性側弯といいます。
診断はレントゲンでみたり、前屈時の肋骨の高さをみたりします。

代表的な症状
  • 背骨の凹凸
  • 首から背中、腰の痛み
治療・施術

突発性や先天性の側弯自体は治療出来ません。が、側弯によって筋肉に負担がかかり、痛みが出ていると考えられるものや、痛みの逃避によって側彎状態になっているものは、筋肉に対してアプローチしていくことが可能です。
*側弯が心臓を圧迫するような高度な場合は、脊椎疾患の専門病院への受診を勧めます。また、一部の同業種や代替医療の整体などで”矯正で側彎が治る”というものをみかけますが、そのようなものは根拠がないというのが、現代の医学です。


梨状筋症候群

坐骨神経が、腰椎から臀部に出てくるところで、梨状筋という筋肉に圧迫されて、痛みや神経障害をきたす疾患のことを梨状筋症候群といいます。
原因は、坐骨神経が梨状筋のすぐそばを通ることや、梨状筋は股関節を支えている筋肉で緊張状態になりやすいので、神経を圧迫してしまい症状がでると考えられます。
また、腰椎椎間板ヘルニアよる痛みとの鑑別が必要です。

代表的な症状
  • 臀部周囲の痛み
  • 長時間座っていると臀部が痛む
  • 足の痺れや痛み
  • 腰を前屈させると痛みが強くなる
治療・施術

深部にある梨状筋の緊張をとることを目的とします。当整骨院では、超音波や手技・EMSなどを用い、梨状筋を直接ゆるめます。ピンポイントで施術することで、早期改善がしやすいです。


変形性股関節症

股関節も軟骨がすり減ったり、骨変化する疾患です。女性に多く、原因が明らかでない一次性と、原因が明らかな二次性があります。一次性は加齢による変化と考えられます。二次性の原因には、先天性股関節脱臼、臼蓋形成不全、化膿性股関節炎、ペルテス病、大腿骨頭壊死症、大腿骨頭すべり症、関節リウマチなどがあります。

代表的な症状
  • 股関節の痛み
  • 階段や立ち上がり時に、おしりや太ももが痛む
  • 初動作時痛
  • 可動域制限(足がくみにくい、開きにくいなど)
治療・施術

股関節に負担をかけないために、体重のコントロールの指導や、筋力訓練や関節可動域改善を行っていきます。
当整骨院では、コリ固まっている筋肉に対しアプローチし、可動域改善をはかりながら、股関節の負担を和らげるための体操を指導します。



膝まわりの疾患

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ジャンパー膝

ジャンパー膝は別名、膝蓋靭帯炎とも呼ばれ、膝蓋骨の下部の靭帯付着部で、炎症が起こる状態のことを言います。膝蓋靭帯(膝蓋腱)とは、大腿四頭筋(太ももの前面の筋肉)の停止腱であり、膝蓋骨の下部から脛骨粗面(すねの骨)に付着している靭帯のことをいいます。。
発生機転は跳躍動作の繰り返しによるものがほとんどで、オーバユース(使い過ぎ)障害の一つとされています。好発する年齢としては10代の男の子に多く、バスケットボールや、バスケットボールなどの、”跳ぶ”という動作を繰り返すスポーツをしている学生に多いです。
なぜ10代の選手に多いかと言うと10代の子供の場合、骨の成長に比べて筋肉の柔軟性が低下した状態になり、靭帯付着部で過度の牽引力が加わり、炎症が起きやすいという事が考えられます。

代表的な症状
  • 膝蓋骨周囲の安静時の痛み
  • 運動時・運動後の膝の痛みや腫れ、熱感
治療・施術

治療は特に太ももの筋肉の柔軟性の確保が重要になってきます。柔軟性が保たれないと、たとえ痛みが無くなったとしても再発する可能性が高まってしまいます。また、症状を診ながらテーピングをして、痛みの出にくい状態をつくります。

当整骨院では痛みを抑えるため、超音波などの特殊機器を使用し、柔軟性を確保するために手技療法・運動療法を行い、家で出来る簡単なストレッチの指導をします。また痛みを出さないような、身体の使い方を指導します。
膝に違和感や痛みを感じたら、すぐに当整骨院までお越しください。一人一人にあった治療を行い、出来るだけ早くスポーツが楽しく出来るようにと思っております。


鵞足炎

大腿の後ろには、股関節を後ろに伸ばしたり、膝を曲げる働きをするハムストリングスといわれる筋肉がいくつかあります。その中で、大腿の後ろの内側の筋肉が腱に変わり、膝の内側から脛骨の内側に付着する部分が鵞鳥の足のような形をしているため、鵞足と呼んでいます。この鵞足や奥にある鵞足滑液包がスポーツなどで炎症を起こして痛みを生じます。(オーバーユース)
 そのほかに、変形性膝関節症の場合にも鵞足炎を併発することがしばしばあります。

代表的な症状
  • 歩行時の膝の痛み
  • 階段の上り下りの痛み
  • 走行時の痛み
    →すべて膝の内側に痛みが出ます。
治療・施術

痛みがでるのは、硬くなった大腿の筋肉が鵞足部を引っ張りすぎているためだと考えられているので、緊張している筋肉を柔らかくすることが大事になっていきます。
偏った足の使い方をしている事が多いので、当整骨院では、正しい足の使い方をレクチャーし、膝関節に負担がかかりにくくなるよう指導します。


腸脛靱帯炎

腸脛靱帯とは骨盤の外側から膝の外側に付着しており、ランニングなどのスポーツを過度にしたときによく炎症を生じます。走ったり、しゃがんで膝を深く曲げたときに膝の外側に痛みを感じます。
ランナー膝ともいわれますが、必ずしもスポーツをしなくても普通の生活でも起こることがあります。
O脚の場合には、膝の外側が出っ張っているために腸脛靱帯が擦れやすく、さらに生じやすいといわれております。

代表的な症状
  • 膝の外側の痛み
  • 膝の屈伸時の痛み
  • ランニング中の痛み
  • 膝の外側を押すと痛む
治療・施術

発症初期は、使いすぎが原因となっているので、出来るだけ痛みの出る動作を避けて生活していただきます。
腸脛靱帯は股関節の動きと関係していますので、股関節の動きを整えると、腸脛靱帯への負担が軽減され痛みが抑えられやすくなります。
当整骨院では、股関節の使い方を分析し、正しい方向へ導くよう、施術・指導します。


膝蓋下脂肪体炎

膝蓋下脂肪体とは、膝蓋腱の奥で膝蓋骨の下方部分にある脂肪の塊のことで、外力に対するクッションの役割などを担っています。
膝関節の外傷や、繰り返しの刺激が加わることで、膝蓋下脂肪体に炎症が生じ、炎症が続くと組織が変わってしまい柔軟性が低下します。その結果、膝の運動時に挟み込まれてしまい、膝蓋骨付近に痛みが出ます。

代表的な症状
  • 膝の伸ばしきった際に膝の下の方が痛む
  • 膝蓋骨の両サイドが痛む
治療・施術

初期は、痛みの出ている所をアイシングなどで冷やすなどをして、炎症をおさえていきます。
痛みが出る動作を出来るだけ避けてもらいます。また、膝関節が滑らかに動くように周りの筋肉を整えていきます。
当整骨院では、特殊治療器を用いて、炎症をいち早く抑えこむようにしています。 鑑別疾患では、ジャンパー膝や、オスグットなどがあります。


有痛性分裂膝蓋骨

膝蓋骨は本来なら成長する段階で1つになるのですが、それが2つや3つに分裂したままになってしまうことがあります。
その分裂したままの骨片が筋肉や靱帯によって牽引されて痛みが生じます。
スポーツをしている子供に多く発症し、発生原因は、膝蓋骨が大人の骨として強くなる前の成長軟骨部分を大腿四頭筋などが強く牽引することで生じるといわれています。鑑別疾患では、ジャンパー膝や、オスグット、脂肪体炎などがあります。痛みの出現している部分での判断や、当整骨院備え付けのエコーを用いて判断します。

代表的な症状
  • 膝蓋骨の外側の痛み
  • ジャンプ時の痛み
  • 膝まわりの痛み
治療・施術

痛みは、筋肉などの牽引力によって発生しますので、牽引力がかかりすぎないようにする必要があります。 なので、柔軟性を保つためにストレッチング(特に大腿四頭筋)などを行っていきます。若い年代で早期発見できれば、骨癒合が期待できることがあります。痛みが強くコントロールされにくい場合、手術をされます。



足首まわりの疾患

患者様の喜びの声

アキレス腱炎・周囲炎

この2つは症状など似ている疾患ですが、アキレス腱自体に炎症がおきているものと、パラテノンというアキレス腱の滑走性を高める組織が炎症をおこしているもので区別されます。。
どちらもランニングやジャンプ動作の繰り返しによって起きるスポーツ障害で、学生によくみられます。また、足関節の柔軟性の低下や腱の変性に伴いアキレス腱に負担がかかり、日常生活の動作に耐えられなくなって発生する事もあり、当整骨院では40歳代~60歳代の方もみられます。

代表的な症状
  • アキレス腱部の痛みや腫れ、熱感
  • 足首を上に向けた(背屈)時に痛みが増強
  • 階段昇降時の痛み
治療・施術

治療はまず、負担の軽減と炎症を抑えることからはじまります。その後再発防止の為、ふくらはぎの筋肉の柔軟性を高めることを行います。似ている疾患に、アキレス腱付着部障害があります。痛みの出る部位が異なり鑑別します。



足底の疾患

足底筋膜炎

足底筋膜とは、踵から足の裏全体にかけて付着している膜のことで、役割として足のアーチの形成、足部の安定、荷重の分散などがあります。この筋膜に何らかのストレスが繰り返し加わり続けると、付着部である足裏、踵周辺に炎症がおき、痛みとして出てきます。ランニングであったりジャンプ競技による牽引ストレス、加齢による組織の変性は、とくに原因となりやすく、当整骨院でも多く見受けられます。
当整骨院を訪れる方は、

  • マラソンランナー
  • ジャンプ競技者
  • 40代以上で立ち仕事が多い主婦
  • 扁平足や、ハイアーチがある
  • 体重が最近増えた
  • 足関節の動きが悪い
    などがあげられます。
代表的な症状
  • 起床時の一歩目が特に痛い
  • 重心をかけると足の裏が痛い
  • 初動時に痛むが、時間が経つとましになる
    などがあります。
治療・施術

当整骨院では、局所の循環を上げるため、特殊機器と手技療法を用いて回復を促します。テーピングや、サポーターで負担を軽減しながら、筋肉の使い方を再教育し、痛みの出にくい状態を目指します。この疾患は、長期に続くと、骨棘とよばれる骨が踵にでき、症状が治まりにくくなるので、注意が必要です。


Fatpad syndrome

Fatpad syndromeは踵部の脂肪体の変化によっておこる疾患の一つです。この脂肪体は、クッションの役割をしていて、衝撃吸収の役割を担っております。また、歩行の際にスムーズに体重移動が出来るよう足部の安定性にも関係しています。
踵に床や地面からの衝撃が加わり続け、脂肪組織と踵骨との間で剪断力が過剰に働き、痛みが出ると考えられています。ほか、当整骨院では、段差からのジャンプによる着地時の衝撃により発生した方もおられます。このように、ランニングなどによる繰り返しの衝撃や、1回の強い衝撃が原因となることが多いです。

代表的な症状
  • 踵の痛み
治療・施術

この疾患は、足底筋膜炎と似ていますが、痛みの場所で異なる点があります。それぞれに対して適切な処置が必要になってきます。



診療時間

診療時間
AM9:00〜PM12:00
PM3:30〜PM7:30 1~2時

※当面の間、都合により水曜日は休診させていいただいております。

※部活動などで通いたいけれども診療時間内に来院が難しい方、お電話にてご相談ください。
短い期間での学生の部活動を頑張れるようできる限りサポート致します。
土曜日の午後は1~2時まで診療いたします。 
休診日/日曜日・祝日



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